VRChat放浪記 2日目:VOID Club
初稿:2018年6月27日
いつもここから:The Hub
今日も術式を展開するサスケや戦闘ヘリ・現代的な戦車など様々なアバターがいた。
戦車に👍をしたら👎を返されたり、黒い大きな"影"に見つめられたりした。言語は英語が多いが何語かわからない言語でしゃべる方も結構いる。日本人らしき人は見かけなかった。
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キーボード連打で壁を登っていく二頭身アバターとそれを見守る人たち
第二の旅:VOID CLUB
特に入る予定はなかったのだが、毎回Hubで時間を潰していて発展性がないので、適当なワールドに入ってみることにした。"VOID Club"。入り口にはそう書いてある。
入り口付近では他のアバターがすべてプレーンな素体のように表示されていた。入り口からすぐ大きめのアールを描いた通路につながっている。
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この時点で話し声が聞こえるが、BGMなのか、実際の会話なのかは不明だった。また、たまたま左の壁に顔を突っ込んだのだが、虚空に月のようなものが見えた。なんだろう?
薄暗い通路の突き当りはT字路になっていた。まず右へいってみた。白い狐のアバターとすれ違う。あとを追いかけると壁面に写真が飾られている部屋にたどり着いた。
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近くで見てみることにした。
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この写真群は、どこか知らない世界の人々が何度も時を重ねたという事実を雄弁に語っていた。感動して胸が詰まり、まじまじと眺めてしまった。
よく見るとちょっとえっちなのも混じってるが、ここはクラブだからそういうこともある(そういうこともある)
権利上NGなモデル一部あるかもしれないがそれはまた別の議論。自分はオリジナルアバターを作成中
壁のメッセージを読むと、どうやらこのワールド専用のdiscordがあるらしく、そこで管理者に写真を送ると載せてくれるかもしれないということだった。 中央では先の白い狐を含めて数人がテーブルで話しながらなにかをしていた。またデフォルトのポストのアバターと巨躯のクリーチャーが会話をしていた。
わたしは会話に入り込む気はなかったので中央のなにか光るゾーンに突入してみた。するとフィールドが遷移して、巨大な月が照らす空間に出た。絶えず花火が打ち上がっている。
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左手のボタンのついた台で音楽のON/OFFが切り替えられるらしい。その他3つのボタンがついているが、何が起きるのかは押していないのでわからない。
さて、入ったときから思っていたのだが、このフィールドには出口がない。うろうろして奥の方に進むと、特にガードがないので落下してしまったが、中央のサークルにリスポーンした。もしかしてと思い、中央のサークルで床を選択すると元のフィールドに戻ることができた。やったね。
さて、一通りみたので、一番はじめのT字路を逆にいってみることにした。
道中、また白狐や白髪のチビ助とすれ違う。この世界のロリは野太い声を出してくるから気を抜けない。
廊下を歩くにつれ、クラブミュージックが大きくなる。案の定クラブっぽいフィールドに出た。クラブは行ったことがないけどここはクラブだ。それっぽい。
人が多いところは怖いので二階に上がる……いや、上がれない。手すりや壁のないオープンな螺旋階段が設置されているのだが、登る操作が難しくて何度も落下してしまった。「視点は2階に来ているのに身体が落下するのか…」などと思いつつ何回か試行しやっと成功。
見下ろすとクラブミュージック(?)に合わせてダンスを踊っている方々が。
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ホールの奥の(写真でいうと白い模様が描かれている)オブジェクトは、音に合わせて形を変化させている。壁にはキラキラと光るオブジェクトが流れている。ホール上では雑談をする人たち。これがクラブか。
しばし眺めたあと、踊りに行こうかと思ったが、あそこに自分が入った姿を想像して、アバターもう少しシュッとしたのにしてからにしようと思いとどまった。いまのボクセルアバターは顔が大きく、表情もないので結構怖いという欠点がある。さらに、手が丸いので指先のボーンがどこか分かりづらく、カメラ操作がとても難しい。
……いや、入ったほうがよかったのだ。妙なところで自分の臆病さを自覚してしまう。そんな気づきのある2日目だった。
さて、アバター制作に戻るとしよう。